今回は水彩で柿を描いていこうと思っています。
冬なので柿を描くのもなかなか風情があっていいのではと思います。
今回のコンセプトは補色(混ぜると黒みたいに濁る色)を使って描いていくことです。

柿とは?
ChatGPT:
背景に補色を使う

こちらの写真ですが、 まずは前回のレモンと同じように背景から描いていきます。
背景はグレーを作って彩度を落としています。
で、、、
ただ黒を使いグレーを作るのではなく、補色のグレーを使っているんですね。バーミリオン+インディを混ぜて補色を作りました。

補色を使った黒は色味のあるグレーでただの黒ではなありません。そういった面で絵に色の幅が出て面白く見えてくるわけですね。
手前の床はイエローオー/バーントシェンナ+黒を使っています。
柿本体を描く

ここから柿を描写していきます。
柿の光と影を描いていきます。
柿の暗い部にはリーフグリーン+パーマネントバイオレットでグレーを作り使いました。(これも補色のグレーです)

柿から床に落ちる影はウルトラマリン+パーマネントバイオレットで暗い青紫をつくり使いました。
仕上げ/柿の赤を出す

さらに柿らしさを出すためにバーミリオンを入れて柿の赤を出しています。 全体的に絵の具も重ね塗りしてコントラストを強くしています。
あとは柿に黄緑の色味を入れながら描きます。
背景には少しパーマネントバイオレットを入れて明るい感じにしました。

こちらはディテール写真です。
ということで今回はところどころに補を使って絵を面白く仕上げてみました。
その他の補色
クリムゾンレーキ+パーマネントグリーンでもいい感じのグレーが作れます。


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