こんにちは。前回猫を鉛筆で描いてみましたが、
今回は犬です。
動物の特徴はプロポーションが不慣れ、
毛並みを描く必要があるなどが特徴です。
美術予備校でも人間は描きますが
犬を描くことはほとんどありません。
私は猫よりも犬派なのですが皆さんはいかがでしょうか?では犬のデッサンしていきましょう。

鉛筆で下描きをする│犬は鼻と口が前に突き出ている

いつもと同じように大きなプロポーションを鉛筆で取っていきます。この写真では胸部と頭部だけなので比較的形を取りやすいです。
ですが、人間ではありえないプロポーション。
特に鼻は人間よりもはるかに手前に突き出ています。目鼻口の位置関係も異なります。

大きな構図がとれたら、目鼻口をもっと鮮明に描いていきます。口も鼻が手前に突き出ると同時に口も手前に突き出ているんですね。人間だは口は横にのっぺりしていますが。やはり顔を描かないといっこうに絵にならないからです。
ゴールデンレトリバーは毛が長いのでその部分も描いていきます。

胸部と肩のラインもくっきり捉えます。
ある程度描けたら、正確にラインを捉えることをお勧めします。曖昧に形を取っていると絵が完成にちかずかないため早い段階で決めていきます。
明暗を付ける│光の方向を意識しよう

まず、次に明暗をつけていきます。 まず、明暗をつける前に光の方向を確認しましょう。光あっての明暗ですから。この場合逆光で光は真上から差し込んでいます。
一番メインとなる顔から明暗をつけていこうと思っています。 目、鼻、口が一番暗いんですけども、 そういうとこからどんどん描いていって、その周りへといった感じで広げていきます。

顔全体に陰影をつけます。 舌、口の中、耳に落ちる影。 光は逆光で真上からですから口の下に影ができています。 そして頭の上部、鼻の上部は明るくなります。つまり光の方向は嘘をつきませんので理論的に明るくなるところは必ずその通りになっています。

次に胴体にも陰影をつけていきます。
逆光ですから外側に近くなるほど色が明るくなり、真ん中が一番暗くなります。ディテールの毛を描く前に大きな明暗のバランスを捉えていきます。
ディテールを描く│毛並み

次にディテール(毛並み)を描きますが、その前に全体をティッシュで擦り、明暗の密度を出し、影の方の印象を捉えます。
→その後、毛並み一本一本を描いていくという感じす。
鼻の穴、目のハイライト、口の中と舌も描いきましょう。

毛一本一本は重要度としてはそんなに高くないので、最後に描いてクオリティを上げるといった感じです。
これで完成しました。犬が好きな人は、すごくデッサンの練習になるので挑戦してみてください。

デッサンに関する様々なポイントを短期間で学べるデッサン講座をオンラインで開いています。無料体験授業もやっていますので、気になる方はこちらからアクセスしてみてください。


コメント