こんにちは。今日は色の混ぜ方と色の作り方のコツと本質に迫っていこうと思います。 水彩、油絵、アクリルで自分の思い通りの色をどうやって作るのかって、すごく重要じゃないですか。
ですが、私もそうだったんですが、一回色を作ると、その色をどうやって作ったか忘れちゃいますし(笑)、毎回毎回、色を感覚的に作っていると次回作るときに不安になるしめんどくさいんですよね。
だから、混色について迷わない、ベースとなる理論とコツ!をここでは言及していきます。
カラーピッカーを元にした混色の考え方│■HSVスクエア

こちらは、以前、韓国の梨泰院(イテウォン)っていうところに住んでたんですが、そこの作業室で作った大掛かりな色彩研究のチャートです。
まずは、カラーピッカー(color-picker)を元にした混色の考え方を紹介します。このカラーピッカーとは、Photoshopとか画像編集ソフトでよく出てくるやつです。あるところの色をスポイトなんかで指定すると、そこの色が下のように図と数値で出てきます。↓

この左には正方形のカラーチャートが表示されます。これが大変役に立ちます。四角形の左上は完全な白。右上が原色の青。左下が完全な黒。右下は原色の青の彩度を落としていった色みたいな感じにです。(黒っていうよりは、水彩絵の具でいうと原色の密度が最高潮にある時の色)。これががこのカラーピッカーの四角形です。
右下には「HSBコード」「RGBコード」「HEXコード」が表示されます。

つまり、、、、
これらは、色を感覚ではなくて、正確な数値として表しているんです。この正方形の捉え方が、私はすごく好きでですね、よく使っています。数学のよいところは明確な定義があるところです。
ですがこの正方形においては左下と右下の黒はほぼ同じ黒になりますので。これを省略して三角形にまとめたのがこちらです↓

三角形の
・頂点が完全な白
・左下が完全な黒(アイボリーブラック)
・右下が原色の青(プルシアンブルー)になっています。
右下の原色は、絵の具そのものの色です。プルシアンブルー、ウルトラマリン、クリムゾンレーキなど。
次に、三角形の3つのを少しずつ混色していきます。左上のラインは白とアイボリーブラックを少しずつ混色していくと、中間の地点ぐらいがグレーになります。
右上のラインは白とプルシアンブルーを混色していくと、真ん中ぐらいで結構明るい青ができます。
注意)この時は絵の具の白をつかいましたが、水彩のように、水の濃度で白を表現する方法でもできます。
三角形のチャートの真ん中は、白と黒とプルシアンブルー原色をほどよく混ぜた色になります。
この混色の方法でほとんどの色がつくることができ、ほとんどの色はこの三角形のなかに存在しています。
わたしはある色をこのように見分けます。

こちらは黄色・オレンジ・赤系のカラーピッカーです。ある色を特定するとき白と黒がどの程度まざっているのか判断します。

こちらは赤・マゼンタ・紫系のカラーピッカーです。この考えで色をとくていすると論理的な色のセンスが磨かれていきます

こちらは青・緑・黄緑・黄色系のカラーピッカーです。
感覚的なカラーピッカー│白・黒と水での混色

次は先のカラーピッカーの三角をより感覚的な形にしたカラー・チャートです。
白・黒・原色の混色なので、やっていることは一緒です。違いはこちらはより感覚的に混ぜているところにあります。 注目すべきところは、こうやって感覚的に混ぜた方が美しく見えるというところです。 この上の表はですね、青、黄緑、緑、黄色系です。

こちらは黄色、オレンジ、赤系。
ところどころ、白と黒を混ぜて、グレー系に持っていったり、原色から水を混ぜることで色を明るくしていったりしています。
こちらの図では原色を明るくしたい時には水を混ぜるか、白を混ぜるかと2つのことをしています。

最後は赤、マゼンタ、紫系。
実際の水彩で色を作るときは、このような感覚的なランダムな要素が入ってきますので、このような仕方で色彩チャートもつくってみるとよいと思います。
2つの絵の具を混ぜで作る色

こちらはチューブから出した絵の具どうし(ホルベイン水彩絵の具30色)の原色を混ぜて作った色チャートです。例)パーマネントイエロー、ビリジャン、クリムソンレーキ、バーントシェンナなど。
白は混ぜていません。座標は2色だけなので左右2点だけです。
混ぜ具合により色が左右で変わっていくのが分かります。調度真ん中が5:5ぐらいで混ざる感じです。

混色のマッチングの結果、とても綺麗な色になる場合、地味な色になる場合、補色でグレーに近くなる場合があります。(補色とは色環の対角線上に位置する色で混ぜるとグレーになる色)。

ちなみに、これを作ったからといって、色の組み合わせが正確記憶に残るわけじゃないんですよ。色って、、私の場合はすぐ忘れちゃうので、混ぜたらこうなるんだっていうのが、正確に記憶の中に残っるわけじゃないんです。
ですが、経験として、潜在意識的にこれとこれ混ぜたらこういう色になるっていうのが、なんとなくわかってきます。 多分99.9%ぐらいの人は、これやったとしても、忘れると思います(笑)。
まーそういう意味で、赤とウルトラマリンを混ぜたら綺麗な色が出来たなぁーとか、オレンジとコバルトブルーを混ぜたら濁ったなぁーとか、そんな経験が積まれていけばいいと思います。
はい、ということで今回は、色の混色について触れていきました。また面白い記事を取り上げて紹介できればと思っています。
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