今日は水彩でのトマト(野菜)の描き方です。水彩画として野菜は身近なモチーフとして度々描かれますよね。
イラストや挿絵として、または日々の日記としてその日に食べた野菜(レシピ)を水彩で描いている人も見たことがあります。今回は私がトマトを描いた過程をお見せします。技法や色選びが気になる方へ、参考にして見て下さい。
トマトの中間色・影の描き方│色彩を選ぼう

写真が残っていなく、かなり過程が飛んでいますが、、、
まずは、トマトの背景を青と緑ベースで暗くしました。青はウルトラマリン、緑はパーマントグリーンです。
トマトの茎の影の部分にもウルトラマリンを入れます。
そしてトマトの影の部分に濁った赤=ウルトラマリン+クリムゾンレーキを入れます。



トマトの暗い中間色の部分にクリムゾンレーキを入れます。
ヘタを完成させる│ヘタに紫を入れる

ヘタ(茎?)の影の部分に青だけでなく紫も入れると絵が面白くなります。紫はパーマネントグリーンを使っています。
トマトの明るい部分に彩度の高い色を

トマトの明るい部分にオレンジ(バーミリオン)と黄色(パーマネントイエローディープ)を入れます。
ハイライトは紙の白を残します。
完成│トマトの水彩画

これで完成です。トマトらしくするためには鮮やかなオレンジや赤色を使うことです。あまり濁った色を使うと哲学的にはなりますが綺麗には見えません。(笑)
水彩で野菜を描くのは静物画を描くのと同じです。風景より手軽です!
YouTubeでは水彩の技法も照会しているのでチェックしてみてください。



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