水彩で描くトマト│効果的な色彩選びとは?

トマトの水彩画

今日は水彩でのトマト(野菜)の描き方です。水彩画として野菜は身近なモチーフとして度々描かれますよね。
イラストや挿絵として、または日々の日記としてその日に食べた野菜(レシピ)を水彩で描いている人も見たことがあります。今回は私がトマトを描いた過程をお見せします。技法や色選びが気になる方へ、参考にして見て下さい。

目次

トマトの中間色・影の描き方│色彩を選ぼう

トマトの水彩画

今回使った色
・ウルトラマリン(背景)
・パーマネントグリーン(背景・茎)
・クリムゾンレーキ(トマトの陰)
・アイボリーブラック
・パーマネントバイオレット(茎の影)
・バーミリオン(トマト中間色)
・パーネントイエローディープ(トマトハイライト)

写真が残っていなく、かなり過程が飛んでいますが、、、
まずは、トマトの背景を青と緑ベースで暗くしました。青はウルトラマリン、緑はパーマントグリーンです。
トマトの茎の影の部分にもウルトラマリンを入れます。
そしてトマトの影の部分に濁った赤=ウルトラマリン+クリムゾンレーキを入れます。

トマトの水彩画のメモ
トマトの水彩画のメモ


トマトの水彩画

トマトの暗い中間色の部分にクリムゾンレーキを入れます。

ヘタを完成させる│ヘタに紫を入れる

トマトの水彩画

ヘタ(茎?)の影の部分に青だけでなく紫も入れると絵が面白くなります。紫はパーマネントグリーンを使っています。

トマトの明るい部分に彩度の高い色を

トマトの水彩画

トマトの明るい部分にオレンジ(バーミリオン)と黄色(パーマネントイエローディープ)を入れます。
ハイライトは紙の白を残します。

完成│トマトの水彩画

トマト水彩画
トマト/紙に水彩/2023

これで完成です。トマトらしくするためには鮮やかなオレンジや赤色を使うことです。あまり濁った色を使うと哲学的にはなりますが綺麗には見えません。(笑)
水彩で野菜を描くのは静物画を描くのと同じです。風景より手軽です!

YouTubeでは水彩の技法も照会しているのでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

Hisa Gemmaのアバター Hisa Gemma Landscape painter

絵画は人生を豊かにするをモットーに
20年以上絵を描き続けている画家です
アジア・ヨーロッパ・中南米・北米を旅しながら絵画を制作しています
個展・団体展・アートフェアで作品を発表しています
オンラインでの絵画講師3年、美術系学校での講師10年も経つつ
実用的なデッサン・水彩・油絵スキルと絵画制作とアート業界を通じて得た経験談やインスピレーションを共有しています。
絵を描き、人生のスパイスになれば嬉しいです

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