こんにちは。今回は金属(光るもの)の描写テクニック3回目です。
油絵で描いたアルミホイルと周辺のモチーフの静物画を用いて描写方法を説明していきます。😊

この絵は台の上に古びた段ボールと布、そこにアルミホイルが入っている静物画を実際見て描いたものです。個人的にホイルの描写と段ボールの描写が気に入っています。
当時、緑色のトーンで雰囲気をつくるのにはまっていた時期がありその時に描いたものです。

では描写のポイントをみていきます。
これはアルミ箔の部分の拡大図です。
ハイライトの白がちりじりになるように周囲に拡散していくハレーション現象をとらえるのに苦労しました。
このような反射している光を描くコツはとにかくよく観察して見える通りに描くことです。
つまり人間の頭で計算して描こうとしても現実世界にはノイズ(ひずみ)が生じるため実際みたままのリアリティーを描くのが近道なのです。
そして
古びた段ボールの描写。
段ボールの質感を描くために端の三角の細かい穴などを「よく見て」描きました。「よく見まくってその通りに描く」ことが大切です。
観察力は最大の武器です。

アルミ箔のさらに細部です。
ハイライトに注目。
もしこの絵を写真から起こした場合、このような描写はでてきません。
つまり、実際のモチーフを見て描くことでこのような強いハイライトの描写がでてきます。つまり強弱がはっきりしているのです。
写真と実際のモチーフの見え方の違いに実際のモチーフの方が強弱がはっきり見えるのです。

段ボールの描写をみていきましょう。
その「古びた感じ」を出すのに苦労しました。
特に「形」です。
古びるとエッジがへたったり、ふにゃふにゃしてきます。
そしてかすれたような表面の質感
これもじっくり観察して見えたままを再現しようとする
ことが一番大切です。

次に布です。
布はとにかく柔らかい。
柔らかさを出すにはエッジ(輪郭の形)をボカスことで柔らかさがでます。
絵をみるとところどころ輪郭がボケていますよね。
そして色も工夫しました。
この布は「白色」でしたから、、、、
白なんですが、、、
白は周りの色をよく反射する色です。つまり!
周囲の色が写り込むのです。
故に布のリアリティーを出すには色味を増やすことです。
クリムゾンレーキのような赤紫色も混じってみえます。

最後に定番の林檎です。
この林檎は時間が無くて、簡略化して描いた記憶があります。
林檎は暗めの中間色に
ハイライトだけ白(チタニウムホワイトなど)をパン!と明るく乗っければそれらしくなるので
そのように単純化して描いています。
光る金属質の描写については以下の記事でも触れていますので参考にしてみてください😊↓




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