こんにちは。最近は銀紙をアルミホイルといらしいのですが、その銀紙はデッサンのモチーフに使われるのはご存じでしょうか?今日は難解なモチーフの一つであるアルミホイルのデッサンをお見せしていきます。
アルミの皺の描き方

こちらは、昔描いたアルミホイルのデッサンです。
かなり細かいので普通におえ~となると思いますが、描いてみるとですねかなり面白いモチーフです。アルミホイルの特徴としては光を反射して周りの景色を映すんですが、その時にコントラストが強くなるところです。
これはぺらっとしたホイルを自分でシワの形を設定して描いたものです。拡大して部分をお見せしていきます。

こちらは左側。際のホイルの輪郭部分には視線が行くのでしっかり描いています。
銀紙はいろんなところに三角形ができます。描くところは描き、曖昧なところ、中に向かう部分はボヤーと描いています。

この右側がメインです。
輪郭と背景との関係が非常に複雑に出来ています。それを丁寧に捉えていきます。前回に引き続き、当時のテーマとしては「空気感」を描きたかったんですね。だからそういう大気が流れている中にアルミホイルが存在するというコンセプトで描いています。
逆光の中で│銀紙とロープのあるデッサン

これは銀紙とロープを自由に配置して描いたデッサンです。
ロープを生きた蛇か生物に見立てて、この銀紙のランドスケープ、山と谷をイメージした風景の中を動いています。つまり無機質の生物化ですね。
これは画用紙の特性上、面の粗い画用紙なんです。面の粗い画用紙に鉛筆を何度も重ねて乗っけると、こういうようなザラザラしたタッチが残り、独特な雰囲気になるんですよ。ザラザラしてて、鉛筆のタッチが見えてくる。
最近はツルツルした画用紙にばかり描いていますが、面の粗いものは、その粗さを逆に利用する必要があるんですよね。妥協して面の粗い画用紙を使うと、妥協した作品になっちゃうんですけども、逆に活かそうとすれば、そういう特殊性が活かせるっていうことです。

暗い中(逆光の中)での銀紙って綺麗で、暗い中で光るような印象を醸し出してきます。
意図せずこの絵は、ダンテの神曲の煉獄あたりの風景のイメージになりました。
このロープの先っちょの枝分かれしてる部分、ボソボソしてる部分が絵の見どころになります

あとは右手前の銀紙のとがっている部分です。


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