こんにちは。今日は手のデッサンが上手くなる、、ための考え方について触れていきます。
手を描くというと
「オェ~、、むずそ~~」となる人もいれば
「実力アップに最高のモチーフだ!」と
なる人もいると思います。
私は手の複雑な空間を捉えると観察力が一気にレベルアップすると感じます。では見ていきましょう。
たたずむ手│オーラとプロポーション

こちらは手で紙を持っているデッサンです。
目の前に手鏡を置いて描きました。
ポーズをとるのに大変でしたが’、気合を出して描いたのを覚えています。
大人の指の骨や関節のごつごつした感じを描きたかったんです。
これは美大入試の習作で描いたんですが、いつも受験ぽいデッサンというのは嫌いで
なんとか絵画的な作品になるよう工夫していました。

この傷は前回と同じような手法で描いています。つまり手を取り巻くオーラのようなものを傷で表現しています。

手のプロポーションを上手く取れるかは、
関節の位置を上手くとれるかでほぼ決まります。その辺を注意して描いています。
少し人差し指が長くなってしまいましたが、、完璧なプロポーションより味があっていいですね(笑)
たたずむ手②│手の表情を描く

今日二枚目の手のデッサンはこちら。
「手袋やビニール手袋に包まれた自分の手」「手の有機的な柔らかさの象徴化」というコンセプトで描きました。これはいわゆる「構成デッサン」というやつです。
ちなみに、私はこの呼び名(構成デッサン)を好きではありません(笑)。何故ならザ・美大受験的な感じがするからです。私は、絵を描くのが目的であって、美大受験のためにいちいち私の絵を迎合させたくなかったのです。
モチーフ
・自らの手・毛糸の手袋・半透明なビニール手袋
トニカク、、、、
俗にいう「与えられたモチーフを構成して手と組み合わせて」描きました。

手と指が作り出す空間は「とても複雑」です。特に指の形は予想以上に複雑でよくできています。
何年見ていても新しい発見がある。それが手の形ではないでしょうか?
ここでは指がビニール手袋を優しく触れながら、手と指の繊細さの表情を表現しようとしています。

形で難しいのは手首の関節の部分。
ここは手の甲と手首を繋ぐ部分なので面の繋がり方がとても複雑です。面のつながりに注目します。下手に描くと棒でできているように見えてしまいます。
また掌の窪みや皺の空間も複雑ですよね。
ですが、難しいからこそそこに「美」があるのかもしれません。



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